ローン(借入・借金)をしながら貯蓄・貯金するのは得なのか?
車など大きな出費をする際に、手持ちの現金で購入できないことはないけれども、とりあえずローンを組んで、少しずつ支払いを行っていけば良いと考えている人はいないでしょうか。
現金があるのに、借金をしてしまう人です。
即金で買えないことはないが、当座の貯金は残して、急な入り用の時に使いたいと考えている人です。
現実に、このようなローンを組んでいる人が結構多いように感じられますがこれは間違いになります。
たとえば、カーローンの場合金利が3%から4%もかかっており、一方、定期預金は利息がせいぜい0.25%程度です。
日々の生活を切り詰めて頑張って貯蓄していてもカーローンに支払う金利の方が高いとなってしまえば、受け取る利息よりも支払う利息の方が明らかに多くなっているのです。
「貯金を減らしたくない」
「何かあった時に困る」
「毎月少額の支払いの方が精神的に楽」
と感覚的に現金を残したいと考えているだけであって、本当にお金を増やすことを全く考えてないと言えるでしょう。
もちろん、貯蓄を全て使う、手持ちのお金を全て使うとなれば抵抗があります。
しかし、600万あるうちの300万を使ったとして、残り300万あれば、日々の生活にはそれほど影響はでないのではないでしょうか。
「貯蓄すれば利息が付く」
しかし、ローンで支払っている利息の方が高いのです。
一度冷静に考えて見ることが大切ですよ。